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腐女子なブログですので、違和感・危機感・嫌悪感を感じる方は退室してください。
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強く抱き締めたら折れてしまいそうな細い腰、鼻を擽る甘いにおい、ふわふわ柔らかな髪、どれもこれも自分を刺激して離せなくなる。


このまま腕の中に閉じ込めておきたいくらい。
腕をを緩めたら、スルリと逃げ出していきそうな感じがして。


あと少しだけ。








そんなことを考えてたら、グイグイ胸を押されて気がついた。
「・・・く、くるしぃょ・・・」
右手で頭を、左手で腰を抱き寄せて、優しく抱き締めてるつもりが、いつの間にか強く力をこめていたらしい。
力を弱めると、ちょっと酸欠気味でほっぺたを赤くしたルフィが顔を出した。
やっと深呼吸できた、と、大きく息をつく。
「ワリィ・・・」
それでも抱きしめることは止めず、ルフィの頭に添えていた右手を腰に回す。
「ん、ダイジョーブ」
もう苦しくないから、とにっかり笑うルフィ。まだほっぺたは赤くて、カワイイ・・・。

「・・・」
「?ゾロ?」
じーっと顔を見つめてたら、やっぱり目が離せなくなった。
パチパチと瞬きする大きな瞳が、不思議そうにゾロを見つめる。
「もしかしておれ、顔になんか付いてる?」
そうだったら恥ずかしくて、ほっぺたや鼻、口をペチペチとはたいてみる。
「・・・いや、可愛いと思って」
思わず口から零れたカワイイ、って言葉。
怒られるかな、と言った後で思ったけどホントのことで。
そうしたら、おどろいた表情をしたルフィ。一瞬にして顔が真っ赤になってうつ向いてしまった。

「・・・怒った?」
首を傾げて覗き込むけど、表情は見えなくて。
怒っていたなら、手でも足でも飛んでくるはず。でもこうやって大人しく抱かれていると言うことは、照れているだけ?

少し時間を置いて、ルフィはふるふると頭を振った。
怒ってないよ、と。
「・・・良かった」
思わずゾロから笑みが零れて、少し力を込めてルフィを抱き締めた。

総てが可愛くて仕方なくて。
総てが愛しくて仕方なくて。



ルフィはゾロの腕の中でクラクラしていた。酷く優しい暖かさに目眩がして、動けない。
今まで体験したことのないぬくもりに、麻痺してるよう。

今までずっとこうしたかったけど、無理なコトだと思っていたから。
こんな正面から、誰かの代わりじゃなくて「ルフィ」を抱き締めて欲しかったから。

手持ちぶさたにしていた両手を、今度はゾロの背中に回してみた。
ルフィも、ゾロを離したくないのだ。

その手はちょっと戸惑う感じでぎこちなかったけれど、ゾロはそれさえも嬉しかった。むしろ感動している自分がいた。







・・・こんな話がかきたい。
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