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腐女子なブログですので、違和感・危機感・嫌悪感を感じる方は退室してください。
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昔好きだった人のお店の近くを通った。
当時高校生だった私は、一回りも年の離れた人に恋をしていた。

初恋ときた。しかも猪突猛進型な私。
好きと自覚したらもう黙ってなんていられなくて、すぐに告白して。
もちろん年の差とか、世間体とかいろいろあるのはわかってたから、実る恋だとはこれっぽっちも思わず。
例え結ばれたとしても、遥かに時間がかかるだろうと。

でも好きでした。

告白してから3ヶ月ほど。
彼の誕生日になんと、想いを受け入れてもらえた。
抱き締めてもらえた感覚はもう覚えてないけど、8月末で暑かったし、熱かったのは覚えてる。

しかし、世の中そんなに甘くはない。
当時の私は携帯なんか持ってないし、電話も数えるほどしかしてない。彼のいる場所まで家から歩いて10分ほどの距離だったけど、会えもしない。
時々会うとなると一大事。
しかしそれもほんの僅か。

受け入れてもらえたら、必然と欲張りになる。
実るとは思ってもいなかったくせに。


あっという間に夏が終わって、秋が終わって、冬が来て。
冬、雪はまだ降ってなかったけど、冷たい雨が降る夜、海辺に停めた彼の車の中で泣いた。
私のわがまま?
私がわるい?
とか。
彼はただ聞くだけ、あたしの頭を優しく撫でるだけ。


年を越して、それから、離れた。
好きだったけど、もうダメだと思った。
いくら私が好きでいても、彼はこれ以上私に近づいてくることはないと思った18歳の冬。
まだまだ私はこどもで、世の中の酸いも甘いも何も知らない甘えんぼで。

悔しかったけど。

しかも、私も面識のある、私と同じ年のコと付き合ってた。
つまりは二股。
私がにばんめ。









それから数年が経って、彼を含め数人と久しぶりに会う機会があった。
彼はまだ独身で、私は冬に結婚を控えていて、嫌味の一つでも言ってやろうと思ってたけど。
私を一瞬でも受け入れてくれたのは彼の優しさだったのだろうか。とか大人になってちょっと思った。
ので、「お先に幸せになります」とだけ。
それも十分嫌味ですが。





あんとき、私を最後まで受け入れてくれたなら、今頃独身じゃなかったかもしれないのに。





ばーか。

でも、受け入れてくれなくてありがとう。
お陰で強くなったし、幸せ。










そんな彼は未だに独身です(笑)
42歳位?
まー男の40代はまだまだイケる年やよね。
ちなみに本命だったそのコは県外へ進学して、その次の年辺りにできちゃった結婚をしているwww
そして海辺とは、まさに今の職場のすぐそこwww
春や秋なんかに子供たちとよく散歩しとるwww




懐かしき想い出でした(^^)
もっといろんなことあったけど、かなり忘れたな。
あと、想い出は美化されるね(笑)
美容院行くがに、たまたまその道通ったからさー。

あの頃の私、健気やったなあ(笑)
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