腐女子なブログですので、違和感・危機感・嫌悪感を感じる方は退室してください。
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春ですな・・・。
って感じでぼーっと過ごしました。
最近の休みはこんな感じで過ごすこと多いなー。
マッサージ行く気満々でしたが、おなごの日になってしまったので、まったり一日~。
でもさっきもストレッチしたら首筋ビキ!ってなったー(泣)
ううう。
腹もちょっち痛い。
でも明日仕事行けば土曜日休みやし頑張る。
今日は風呂入ったら落書きしよー^^
続きにss。
接骨院の先生×空手部ルフィ。
お暇な方はさらっと読み流してください。
今回中途半端に終わってますが、これで良いんです。
飽きたんです・・・。おい。
でも妄想もくもくしてるので、またそのうち続きアップしますー。
*****
接骨院の先生ゾロ×空手部ルフィ
「今日はどうした」
「ん!先生に会いたくなったから来た!」
「帰れ」
「えー!」
こんなやりとりをほぼ毎日している今日この頃。
ここは接骨院。
祖父の代に開業してから早数十年。
隣には剣道場があり、そちらで親子共々師範も務めつつやっている。
しかしついこの間まで父と二人三脚でやっていたこの接骨院だが、今は俺一人。
剣道師範一本で老後は過ごしたいだとかなんとか言って、突然辞めてしまったのだ。老後って、まだまだ働き盛りな年齢だと思うのだが……。
まあそれは置いといて、建物はやたらとボロいが腕は確かだと評判のようで、それなりに繁盛してたりする。
まだまだ修行中の身である俺一人になったあとも、とりあえず目立って客足は減ることなく、まあ忙しい日々。
あまりにも忙しい時は親父が見兼ねて顔を出すが、ほんとに顔を出すだけで帰ってしまう。冷やかしか!
幸い苦情も今のところないので良しとしておこう。
ただ、受付から診察、施術まで一人でするのはさすがにしんどい。
しかもコイツがやってきたとなると……ハッキリ言ってメンドクサイ。
「だって今他の患者さんいないじゃん!ヒマだろー?」
「アホか!やることは他にも山ほどあんだよ!邪魔だから帰れ!」
「えーっ!やだ!」
「やだじゃねぇ!暇ならさっさと帰って勉強だの練習だのしてろ!どこも悪くしてねェのに来る必要ないだろ!業務妨害だ!」
「………ッ!」
最近コイツが来るといつもこんな調子だ。
近くの高校に通っていて、家も近い。
今は空手部に所属しているらしく、見た目に反してかなり強いとの情報。
外見だけでなめてかかったらとんでもない返り討ちを浴びた輩もいるとか。
剣道以外の武道にほとんど興味がなかったので知らなかったが、彼の祖父の影響で、過去空手以外に柔道やテコンドーなどあらゆる体術をこなしてきたらしく、俺が県外で高校、大学、専門学校に行っていた間、こちらではかなり有名だったとか。
出会いは冬。
手首を傷めてやってきた。
話を聞けば、氷が張ってて嬉しくて、割ろうと踏みつけたら滑って転んで側の塀にぶつけたとか。
手首の炎症よりも擦過傷の方が全然痛そうだった。
体術をしているならもっとうまいこと避けれるのではと少し呆れ、そして接骨院になんて通いなれてると思っていたが、初診だったことに驚いた。
しかも他にかかったこともないっていうから。
確かに柔らかい関節に筋肉、怪我をしにくい、疲労がたまりにくい身体をしている。
見たことはないが、武道においても綺麗な所作をしているのだろう。
「………怪我しなきゃ、先生に会いに来れないの、やだ」
「……普通そうゆうもんだろ」
「じゃあ怪我しないと、」
「自分で身体を傷付ける奴は大っ嫌いだ」
「…別にそんなんゆってないし、思ってもないし、痛いのやだし」
いくら会いたいからって、さすがに自傷してまでとは思わない。
けど。
「………じゃあ、どうしたら先生に会える?」
「………」
「おれ、先生ともっと話したいし、仲良くなりたいもん」
この手のタイプははっきり言って初めてだ。
結構あからさまなオーラを出して去勢していたりするのだが、へこたれても何度も立ち向かってくるタイプ。
ここまで言われたら大抵の奴、っていうか今までの奴は全て寄ってこなくなったのに。
今日は強い口調にさすがに落ち込んでいるようだが……。
「でもおれ、怪我とかほとんどしないもん。これからもするつもりないし。肩こりとか、腰痛くなったりもしないし、そしたらここに来ることなんて」
さっきまでの威勢の良さはなくなって、眉尻はへにゃりと下がり、その大きな目は潤んでいるようにも見える。
弱いものいじめをしているつもりは更々ないが、どこか悪いことをしている気分になる。
「………」
こんな面白くもない男の、どこが面白いんだか。
虐げていると言うわけではないが、会うたびにこんな風に言われても何故なついてくるのか、わからない。
だんだんと興味が湧いてきている自分。
でもそれをはっきり自覚したら最後、湧いた泉に溺れてしまいそうだと。
抜け出せなくなる気がして。
だから考えない。
「……もう、手首、治ってる?」
すっと目の前に出された手。
あの時の擦過傷もきれいに治っている。
あれからしばらく通ってもらって、完治した、と告げたのだが。
傷つきにくい体は治りも早かった。
差し出された手をそっと取って、手首のぐらつき、曲がり方や痛みの感じ方など改めて確認する。
軽く指が回るくらい細くて簡単に手折れてしまいそうなのに、しなやかで強靭なそれ。
きっと身体中、が。
「……痛くないか」
「………痛くないって言ったら、」
ぽたり。
うつむいていた顔。
小さな涙が制服のズボンに落ちた。
「何泣いてんだよ泣き虫」
「泣いてねぇもん」
「………あ、そ」
「いじわる…っ」
「別に意地悪してるつもりは全くないし」
「…先生なんかきらいだ」
「いいよ、別に嫌われてても」
「………ううう」
「はい、終了。ちょっとこっち向け」
手首をそっと手放すと、下を向いて必死に泣き声を堪えていた(しかし涙はぼろぼろ零れている)ルフィの頬に手を添え、正面を向かせる。
「重症」
しかしきっとそれは自分。
素直で純粋な好意の謎を解きたいと思った。
手首だけでなく、触れたいと思った。
どうやら俺も限界だったらしい。自覚してしまった。
「え……?」
「仕事の邪魔はしない、こっちにくるのは本当に具合が悪いときだけ、それ以外は裏で待ってろ。わかったか?」
今まで見たことのない泣き顔はずっと幼い。
頬を涙で濡らし、目も顔も真っ赤にして。
ちょっと強引に指先で拭ってやれば、ぎゅっと目と口を閉じておとなしくしている。
「……ああ、でもお前俺のこと嫌いだったっけ」
「………!」
ぱちり、大きな瞳が開いて、目の前の近いところにいるゾロと視線が合う。
どこかいつもと違う、優しいような、でもいたずらっ子のようなゾロの視線。
「用もないのに来られて仕事の邪魔されるのは困るから、一応約束はしといてもらわないとな」
「いっ……いじわる…」
「……そうだな。何故かお前にはそうしたくなる」
泣き顔だと特にそうらしい。
「拒否するなら今のうちだぞ。あとから嫌がっても遅いからな」
まだふにゃふにゃと泣きべそをかいたままの顔。
可愛くて、意地悪や悪戯をしたくなる。
大きな手のひらで、今度は優しく両頬を包めば、泣き顔とは違った赤みが頬を彩った。
今まで積極的だったわりに、とても初々しい反応。どちらもこの少年なのだろうが、互いの想いが繋がった恋愛に対してはこちらの初な彼が本来のものなのだろう。
「…お前みたいな奴は初めてだ」
突然懐の内側まで入ってきたと思ったら、勝手に住み着いて離れなくなって。
冷たい態度であしらっても翌日にはあっけらかんとなついてくる。
「……いやじゃない………きらいじゃない……!おれ、先生が好きなんだ……!」
きらいって言ってごめんなさい。
そう言って少年はまた泣いた。
そんな泣き顔を見ながら、思わず笑みが零れてしまった。
「あんまり泣くな。もっと意地悪したくなるだろ」
言葉とは裏腹、優しく優しく抱き寄せて抱き締めてやると、すがり付くように身体を預けてきた。
腕の中、まるでそう誂えたようにすっぽりと収まってしまう。
本当に、どうしたものか。苦笑が漏れる。
つい先程まで拒否を貫くはずだったのにこの有り様。
しかも離したくないときた。
思えば最初に出会ったときから、すでに溺れていたのだろう。
それを意識、自覚したくなくて、さっきみたいに日々邪険に扱って。
それでもまっすぐに向かってくるから。
続。
どえすなゾロ先生が書きたいんです。(たぶん無理)
「今日はどうした」
「ん!先生に会いたくなったから来た!」
「帰れ」
「えー!」
こんなやりとりをほぼ毎日している今日この頃。
ここは接骨院。
祖父の代に開業してから早数十年。
隣には剣道場があり、そちらで親子共々師範も務めつつやっている。
しかしついこの間まで父と二人三脚でやっていたこの接骨院だが、今は俺一人。
剣道師範一本で老後は過ごしたいだとかなんとか言って、突然辞めてしまったのだ。老後って、まだまだ働き盛りな年齢だと思うのだが……。
まあそれは置いといて、建物はやたらとボロいが腕は確かだと評判のようで、それなりに繁盛してたりする。
まだまだ修行中の身である俺一人になったあとも、とりあえず目立って客足は減ることなく、まあ忙しい日々。
あまりにも忙しい時は親父が見兼ねて顔を出すが、ほんとに顔を出すだけで帰ってしまう。冷やかしか!
幸い苦情も今のところないので良しとしておこう。
ただ、受付から診察、施術まで一人でするのはさすがにしんどい。
しかもコイツがやってきたとなると……ハッキリ言ってメンドクサイ。
「だって今他の患者さんいないじゃん!ヒマだろー?」
「アホか!やることは他にも山ほどあんだよ!邪魔だから帰れ!」
「えーっ!やだ!」
「やだじゃねぇ!暇ならさっさと帰って勉強だの練習だのしてろ!どこも悪くしてねェのに来る必要ないだろ!業務妨害だ!」
「………ッ!」
最近コイツが来るといつもこんな調子だ。
近くの高校に通っていて、家も近い。
今は空手部に所属しているらしく、見た目に反してかなり強いとの情報。
外見だけでなめてかかったらとんでもない返り討ちを浴びた輩もいるとか。
剣道以外の武道にほとんど興味がなかったので知らなかったが、彼の祖父の影響で、過去空手以外に柔道やテコンドーなどあらゆる体術をこなしてきたらしく、俺が県外で高校、大学、専門学校に行っていた間、こちらではかなり有名だったとか。
出会いは冬。
手首を傷めてやってきた。
話を聞けば、氷が張ってて嬉しくて、割ろうと踏みつけたら滑って転んで側の塀にぶつけたとか。
手首の炎症よりも擦過傷の方が全然痛そうだった。
体術をしているならもっとうまいこと避けれるのではと少し呆れ、そして接骨院になんて通いなれてると思っていたが、初診だったことに驚いた。
しかも他にかかったこともないっていうから。
確かに柔らかい関節に筋肉、怪我をしにくい、疲労がたまりにくい身体をしている。
見たことはないが、武道においても綺麗な所作をしているのだろう。
「………怪我しなきゃ、先生に会いに来れないの、やだ」
「……普通そうゆうもんだろ」
「じゃあ怪我しないと、」
「自分で身体を傷付ける奴は大っ嫌いだ」
「…別にそんなんゆってないし、思ってもないし、痛いのやだし」
いくら会いたいからって、さすがに自傷してまでとは思わない。
けど。
「………じゃあ、どうしたら先生に会える?」
「………」
「おれ、先生ともっと話したいし、仲良くなりたいもん」
この手のタイプははっきり言って初めてだ。
結構あからさまなオーラを出して去勢していたりするのだが、へこたれても何度も立ち向かってくるタイプ。
ここまで言われたら大抵の奴、っていうか今までの奴は全て寄ってこなくなったのに。
今日は強い口調にさすがに落ち込んでいるようだが……。
「でもおれ、怪我とかほとんどしないもん。これからもするつもりないし。肩こりとか、腰痛くなったりもしないし、そしたらここに来ることなんて」
さっきまでの威勢の良さはなくなって、眉尻はへにゃりと下がり、その大きな目は潤んでいるようにも見える。
弱いものいじめをしているつもりは更々ないが、どこか悪いことをしている気分になる。
「………」
こんな面白くもない男の、どこが面白いんだか。
虐げていると言うわけではないが、会うたびにこんな風に言われても何故なついてくるのか、わからない。
だんだんと興味が湧いてきている自分。
でもそれをはっきり自覚したら最後、湧いた泉に溺れてしまいそうだと。
抜け出せなくなる気がして。
だから考えない。
「……もう、手首、治ってる?」
すっと目の前に出された手。
あの時の擦過傷もきれいに治っている。
あれからしばらく通ってもらって、完治した、と告げたのだが。
傷つきにくい体は治りも早かった。
差し出された手をそっと取って、手首のぐらつき、曲がり方や痛みの感じ方など改めて確認する。
軽く指が回るくらい細くて簡単に手折れてしまいそうなのに、しなやかで強靭なそれ。
きっと身体中、が。
「……痛くないか」
「………痛くないって言ったら、」
ぽたり。
うつむいていた顔。
小さな涙が制服のズボンに落ちた。
「何泣いてんだよ泣き虫」
「泣いてねぇもん」
「………あ、そ」
「いじわる…っ」
「別に意地悪してるつもりは全くないし」
「…先生なんかきらいだ」
「いいよ、別に嫌われてても」
「………ううう」
「はい、終了。ちょっとこっち向け」
手首をそっと手放すと、下を向いて必死に泣き声を堪えていた(しかし涙はぼろぼろ零れている)ルフィの頬に手を添え、正面を向かせる。
「重症」
しかしきっとそれは自分。
素直で純粋な好意の謎を解きたいと思った。
手首だけでなく、触れたいと思った。
どうやら俺も限界だったらしい。自覚してしまった。
「え……?」
「仕事の邪魔はしない、こっちにくるのは本当に具合が悪いときだけ、それ以外は裏で待ってろ。わかったか?」
今まで見たことのない泣き顔はずっと幼い。
頬を涙で濡らし、目も顔も真っ赤にして。
ちょっと強引に指先で拭ってやれば、ぎゅっと目と口を閉じておとなしくしている。
「……ああ、でもお前俺のこと嫌いだったっけ」
「………!」
ぱちり、大きな瞳が開いて、目の前の近いところにいるゾロと視線が合う。
どこかいつもと違う、優しいような、でもいたずらっ子のようなゾロの視線。
「用もないのに来られて仕事の邪魔されるのは困るから、一応約束はしといてもらわないとな」
「いっ……いじわる…」
「……そうだな。何故かお前にはそうしたくなる」
泣き顔だと特にそうらしい。
「拒否するなら今のうちだぞ。あとから嫌がっても遅いからな」
まだふにゃふにゃと泣きべそをかいたままの顔。
可愛くて、意地悪や悪戯をしたくなる。
大きな手のひらで、今度は優しく両頬を包めば、泣き顔とは違った赤みが頬を彩った。
今まで積極的だったわりに、とても初々しい反応。どちらもこの少年なのだろうが、互いの想いが繋がった恋愛に対してはこちらの初な彼が本来のものなのだろう。
「…お前みたいな奴は初めてだ」
突然懐の内側まで入ってきたと思ったら、勝手に住み着いて離れなくなって。
冷たい態度であしらっても翌日にはあっけらかんとなついてくる。
「……いやじゃない………きらいじゃない……!おれ、先生が好きなんだ……!」
きらいって言ってごめんなさい。
そう言って少年はまた泣いた。
そんな泣き顔を見ながら、思わず笑みが零れてしまった。
「あんまり泣くな。もっと意地悪したくなるだろ」
言葉とは裏腹、優しく優しく抱き寄せて抱き締めてやると、すがり付くように身体を預けてきた。
腕の中、まるでそう誂えたようにすっぽりと収まってしまう。
本当に、どうしたものか。苦笑が漏れる。
つい先程まで拒否を貫くはずだったのにこの有り様。
しかも離したくないときた。
思えば最初に出会ったときから、すでに溺れていたのだろう。
それを意識、自覚したくなくて、さっきみたいに日々邪険に扱って。
それでもまっすぐに向かってくるから。
続。
どえすなゾロ先生が書きたいんです。(たぶん無理)
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