腐女子なブログですので、違和感・危機感・嫌悪感を感じる方は退室してください。
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つづきにパン屋さんゾロの話ではなくもはや学パラゾロルのss続きです。
アップするの忘れてた。
お暇な方はどぞ^^
*****
way to walk...3
そして願書を出すまでなんだかんだとすったもんだがあったものの(某大学の剣道部監督が直々に何度もラブコールを送りにやってきたりだとか)、どうにか最終的には丸く収まり無事高校卒業。そして製菓学校入学。
もちろんルフィも無事二学年に進級。
春、夏、秋、冬。
学校は離れてしまったが、それぞれに新しい思い出が重なって大事な時間となって。
変化と言えば、ゾロからは甘いお菓子の匂いがするようになったり、ルフィは少しだけ背が伸びたり。
ゾロが作る和菓子洋菓子、そしてパン、それはどれもびっくりするくらいおいしくて、ただただ皆が驚いたり。
ルフィはひたすら喜んだり。
◇◇◇
「なあなあ、パン屋さんになるのに資格っているの?」
今日はルフィ兼ねてからの希望で一緒に家でパン作り。
とりあえず基本の生地でシンプルな丸パンなど。
その他気が向けば菓子パンと惣菜パンも、って感じでアバウトに。
「資格?別にいらねぇよ」
「……じゃあさ、今さらだけどなんでゾロはパン屋さんになろうって思ったんだ?」
きっちり量った分量通りの粉や水を混ぜ、ここからがルフィのしたかった手捏ね。
「…………」
まだ滑らかではない生地を捏ねながらの沈黙。
「ゾロ?ないしょ?」
「……ないしょ」
ふうん。じゃあ良いや!
案外あっさり。そしてまるで子どもが粘土遊びを楽しむように生地に手を埋めさせては笑っているルフィ。
そんな様子に、内心ちょっと安堵するゾロ。
何故なら根底にある理由がルフィだから。
たぶんルフィは覚えていない。
それくらいルフィも幼くて、自分も小学校に上がる前の小さいときの話。
根っからの米好きで、小さいくせに洋食より和食が好きで、実はパンが嫌いだった自分。
嫌いと言うよりは食わず嫌いな部類だったのだが、今思うとなんであんなに毛嫌いしていたのかと不思議になるくらい。
そんなとき、ルフィの母親が新しいオーブンを買ったとかで、手作りパンを作るとか。
姉二人に引きずられてルフィの家に連れていかれ、それでも頑なに帰る!と言い張る俺を見てついに泣き出したルフィ。
その頃からもうルフィには甘くて、涙なんかにはそれこそ弱くて、しかも自分が泣かしたとなるともう動けなくなって。
あれよあれよとエプロンなんかさせられて、気づいたらまだ泣きべそをかいているルフィの隣で生地を捏ねていた。
柔らかくてあたたかくて、気持ちよかった感触は忘れない。
ただ、パンを作った記憶も、ルフィの母親がパンを作っていた記憶も、それきり。
何故ならば、みんなで作ったそのパンは見事に失敗したのだ。
それはオーブンの中で膨らんだ次の瞬間に萎んでしまったという。
その後膨らむことなく、出来上がったのは平たくて固いパンのようなもの。
なかなかの衝撃だった。
でも、ルフィはおいしい!と言って笑顔で食べていた鮮明な記憶。
それにつられて一口食べてみたら、あんまりおいしいとは言えなかったけど意外にも全然嫌な味ではなくて。
更にそれを見てたルフィがさらに大きく嬉しそうに笑ったことが、パン嫌いの最大克服要因となったわけで。
パン屋になりたいと思ったというよりは、思い出をたどったらそこにありついて、そして学んでみたいと思ったっていうのが正しいかな。
ただ、ルフィの笑顔が見たくて。
不純だろうか。
そんな思い出を浮かべながら、無言で生地をこねていたら、ルフィが笑顔でぽつりと呟いた。
「すっごいむかーしさ、マキノがオーブン買ってパン作ったの、覚えてる?」
それはゾロが思い返していた膨らまなかったパンの記憶と同じ記憶。
続?
***
ゾロの姉二人、明記はしなかったけどくいなとたしぎ^^
ルフィママはマキノさんだったらいいな~^^
で、こっから先はまだ全く書いてません~;;;
突っ込んでみたいエピソードはあるけど、どうしようか・・・
そしてパン屋さんになったゾロ・・・
そこまで書くかは不明・・・←
だって!私の暇つぶしから始まったssなんだもん。
深いところまで全然考えてないんだもん。
どうなることやら。
そして願書を出すまでなんだかんだとすったもんだがあったものの(某大学の剣道部監督が直々に何度もラブコールを送りにやってきたりだとか)、どうにか最終的には丸く収まり無事高校卒業。そして製菓学校入学。
もちろんルフィも無事二学年に進級。
春、夏、秋、冬。
学校は離れてしまったが、それぞれに新しい思い出が重なって大事な時間となって。
変化と言えば、ゾロからは甘いお菓子の匂いがするようになったり、ルフィは少しだけ背が伸びたり。
ゾロが作る和菓子洋菓子、そしてパン、それはどれもびっくりするくらいおいしくて、ただただ皆が驚いたり。
ルフィはひたすら喜んだり。
◇◇◇
「なあなあ、パン屋さんになるのに資格っているの?」
今日はルフィ兼ねてからの希望で一緒に家でパン作り。
とりあえず基本の生地でシンプルな丸パンなど。
その他気が向けば菓子パンと惣菜パンも、って感じでアバウトに。
「資格?別にいらねぇよ」
「……じゃあさ、今さらだけどなんでゾロはパン屋さんになろうって思ったんだ?」
きっちり量った分量通りの粉や水を混ぜ、ここからがルフィのしたかった手捏ね。
「…………」
まだ滑らかではない生地を捏ねながらの沈黙。
「ゾロ?ないしょ?」
「……ないしょ」
ふうん。じゃあ良いや!
案外あっさり。そしてまるで子どもが粘土遊びを楽しむように生地に手を埋めさせては笑っているルフィ。
そんな様子に、内心ちょっと安堵するゾロ。
何故なら根底にある理由がルフィだから。
たぶんルフィは覚えていない。
それくらいルフィも幼くて、自分も小学校に上がる前の小さいときの話。
根っからの米好きで、小さいくせに洋食より和食が好きで、実はパンが嫌いだった自分。
嫌いと言うよりは食わず嫌いな部類だったのだが、今思うとなんであんなに毛嫌いしていたのかと不思議になるくらい。
そんなとき、ルフィの母親が新しいオーブンを買ったとかで、手作りパンを作るとか。
姉二人に引きずられてルフィの家に連れていかれ、それでも頑なに帰る!と言い張る俺を見てついに泣き出したルフィ。
その頃からもうルフィには甘くて、涙なんかにはそれこそ弱くて、しかも自分が泣かしたとなるともう動けなくなって。
あれよあれよとエプロンなんかさせられて、気づいたらまだ泣きべそをかいているルフィの隣で生地を捏ねていた。
柔らかくてあたたかくて、気持ちよかった感触は忘れない。
ただ、パンを作った記憶も、ルフィの母親がパンを作っていた記憶も、それきり。
何故ならば、みんなで作ったそのパンは見事に失敗したのだ。
それはオーブンの中で膨らんだ次の瞬間に萎んでしまったという。
その後膨らむことなく、出来上がったのは平たくて固いパンのようなもの。
なかなかの衝撃だった。
でも、ルフィはおいしい!と言って笑顔で食べていた鮮明な記憶。
それにつられて一口食べてみたら、あんまりおいしいとは言えなかったけど意外にも全然嫌な味ではなくて。
更にそれを見てたルフィがさらに大きく嬉しそうに笑ったことが、パン嫌いの最大克服要因となったわけで。
パン屋になりたいと思ったというよりは、思い出をたどったらそこにありついて、そして学んでみたいと思ったっていうのが正しいかな。
ただ、ルフィの笑顔が見たくて。
不純だろうか。
そんな思い出を浮かべながら、無言で生地をこねていたら、ルフィが笑顔でぽつりと呟いた。
「すっごいむかーしさ、マキノがオーブン買ってパン作ったの、覚えてる?」
それはゾロが思い返していた膨らまなかったパンの記憶と同じ記憶。
続?
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ゾロの姉二人、明記はしなかったけどくいなとたしぎ^^
ルフィママはマキノさんだったらいいな~^^
で、こっから先はまだ全く書いてません~;;;
突っ込んでみたいエピソードはあるけど、どうしようか・・・
そしてパン屋さんになったゾロ・・・
そこまで書くかは不明・・・←
だって!私の暇つぶしから始まったssなんだもん。
深いところまで全然考えてないんだもん。
どうなることやら。
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